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2007年12月31日

第11話 それでも変わらぬ日常を

そこにあった日常は
帰るべき日常は
既に相棒の手によって失われた。
だから彼は帰るべき日常を

もう一度"創り出す"事を選んだ。

何があっても
誰一人欠ける事なく
それでも変わらぬ日常を・・・

武装神姫 OriginalStory

巡る想い、変わらぬ願い〜欠けては満ちる月模様〜

第十一話

それでも変わらぬ日常を

始まります。


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第11話 それでも変わらぬ日常を

一臣が帰り、宵闇が濃さを増した頃。
雪月が帰ってきた事により幾分は和らいだが、やはり重苦しい空気が漂う万年睡眠不足の部屋。部屋の主はフローリングに寝転がりじっと天井を睨みつけていた。
「だぁぁぁっ!!やってられっかぁぁぁっ!!」
突然起き上がり声をあげた為、万年睡眠不足の様子を気遣わしげにうかがっていた神姫達が驚いて肩を"ビクッ"と震わせる。
「やめやめやめやめっウダウダ考えんのやめっ!!俺が考えたってどうにもなりゃしねぇんだっ!!これまで通り、いつも通り何も変えない、変わらないっ!!俺は俺っ!!」
そう叫ぶと、
「よしっ、風呂入って来よう。」
言うが早いか支度を済ませ部屋を出た。
「な、なんだったの?」
華倶夜が呆然と呟く。
「何と言うか、吹っ切れたと言うか、キレたと言うか・・・。」
焔乃華が零す。

神姫達が眠りに付いた頃、万年睡眠不足は黙々とディスプレイに向かっていた。

翌朝、10時を少し過ぎた頃、とはいえ既に日は高い。
「うぁ〜ぁ、ねみぃ。」
「随分遅くまでやってたみたいね?」
「ぁぁ、ちっとね〜。」
「なんかあるの?」
「するのさ、これからね。」
ニヤリと笑うその顔に重苦しい気配はもう無い。
「・・・落ち着いたならいいけど・・・何を企んでるのよ。」
「直ぐに判るさ。と、言うわけで全員集合。」
言われて神姫達が集まってくる。
「・・・こうして見ると、増えたな・・・。」
「アンタが起動させたんでしょ。」
「はい、そうでした。賑やかな事はいい事だ・・・という事で、あの娘を起動させまぁ〜す。」
そう言いながら振り返ったデスクのクレイドルに一姫の神姫が眠っていた。
「なっ!!待ちなさいよ、アンタこの状況判ってんの?!」
「主殿、流石にそれは不謹慎ではありませんか?」
「じゃぁなにかい?この世の終りか、お通夜みたいな重苦しい空気をばらまいてろと?それともお前ら抱えて布団に包まり、ガクガク震えてた方がいいかい?」
「そうは言いませんが・・・」
「何も変えないよ、これまでと。そりゃぁ一人足りない。でも、さ、いつもと違う家には言い辛いだろ?"ただいま"ってさ。」
「もういつもと違うじゃない、馬鹿が馬鹿な事してくれたせいで。」
「でも、俺は変わらない。もう変えようが無い。これからも新しい仲間を欲しがるし、緋月も含めたお前達と一緒に歩いて行く。いつまで経っても何処まで行っても俺はお前達全員のマスターだし、お前達は間違いなく俺の神姫だ。・・・増えるのは歓迎だが、誰一人とて欠けるのは御免だ。」
「でも、あのオンナはもういない。あのオンナに壊された"これまで"はもう戻らないっ!!あのオンナはもう緋月とは別のモノよっ!!」
「たとえ全身が"ENVY"とやらに侵されても、その胸にある心(CSC)は緋月の物だ。そこに一欠けらでも緋月が居るのなら、紛れもなく緋月だ、・・・俺の神姫だ。」
華倶夜に向けて右手をかざす万年睡眠不足。その手を戻し顔の前で握り締める。
「見捨てない。諦めない。差し出したこの手を決して下ろしたりはしない。緋月の事も、勿論お前達の事も。」
「〜っ!!・・・はぁ・・・アンタも大概に馬鹿ね?それも大馬鹿。」
「大馬鹿で我が儘なマスターで悪いな。」
顔を見合わせる焔乃華と華倶夜。
「それも含めて、我らが主殿という事だな、仕方在るまい。」
苦笑する焔乃華。
「はぁ〜。・・・まぁ、アタシ等神姫は元々マスターの望みを託されてんだし・・・精々アンタの望みに応えてハッピーエンドを目指すって事で・・・OK?」
やれやれと肩を竦める華倶夜。
「本当面倒かけるな。」

KEMOTECH社製MMSオートマトン 犬型ハウリン 起動します。

第十一話 要起動

起動した神姫を見つめる眼差しが10個。
「えっ?えっ?えっ?」
「ほれほれ、そんな風に注目したら驚いて挨拶も出来んだろうに。」
「獣娘ってアンタの趣味じゃないと思ってたんだけど・・・」
「まぁ確かにそういう属性だから起動させたなんて事はないけどね。ほれ、着替え。」
そう言うと華倶夜に装備一式を渡す。
「ふ〜ん、まぁいいわ。覚悟なさい。」
ニヤリと笑ってクレイドル上の神姫に近づく。
「えっ?なに?なんですか?」
後ずさるが時既に遅く、焔乃華が背後から両肩を押さえていた。
「そう怯えなくても大丈夫だよ。」
「マッ、マスター?!」
既に万年睡眠不足は覗きませんモードに移行してにいた。
「そんなっ!!殺生なっ!!」
「覚悟OK?」
「ノォォォォォォッ!!」
五姫の神姫にもみくちゃにされながら耳に届いた言葉は
「なんか親近感の沸くリアクションだな。」
というなんとも見当外れなものだった。

異形の娘
武神の姫巫女

未だ名の無き大口真神が眷属よ
授名をもって汝は汝に再誕す
授かりし名は主と汝の絆を契る

汝は其の名の体現
其の名は汝の力の源にして汝を縛る原初の鎖

聴けよ汝

原初の狩人
大いなる爪牙の討ち手
気高き狼の神格よ

その爪の気高きは汝が友の敵を討て
その牙の気高きは汝が心根の惑いを砕け

奮う体躯
貫く双眸
猛る咆哮

今ここに新たなる名を宿し再誕せん。
己が内より湧き出る聲に魂を委ね
応えよ其は何ぞ

「俺は大口真神が眷属−俺の名は真神要」

第十一話 要・授名

ディスプレイに映る要のデビューSSを眺めながらワイワイと盛り上がる面々を見つめ、焔乃華が聞く。
「主殿。」
「う〜ん?」
「要とは・・・私達の新しい要と?」
「はて、何の事かな?俺がそんな小難しい事考えると?」
「思います。」
「買い被りだね。」
(緋月は皆に共通の"姉"だったからだろう。仕切っていた訳ではないが常に皆の中心にいた。自然と彼女の周りに私達が輪を作っていた。要は共通の"妹"・・・。)
「・・・私は批判を受ける事が明らかなこのタイミングで、貴方が意味も無く神姫を起動するとは思えない。」
「さて、ねぇ?」
(華倶夜以上にこの人の方がよっぽど食えないのでは?)
「さて・・・と、緋月早く帰って来いよ。家族が帰りを待ってんだからさ・・・」
窓辺に立ち、抜けるように蒼い夏の空を見つめて呟いた。





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この記事へのコメント
おぉ、今回は要さんの登場ですね^^*
このタイミングで新しい神姫を起動させる・・・、焔乃華さんが言ってる通り何か考えがあってのことなのでしょうね。
緋月さんはどこへ消えたのか…。心配です;
Posted by にゃん at 2008年01月04日 00:30
ども〜あけてましたねおめでとござんす万年です〜m(_ _)m
(=゚ω゚)ノ にゃんさん今年もよろしくねw

>>今回は要さんの登場ですね^^*
要:叩き起こされるは、囲まれてるわw…これからよろしくです m(_ _ )mペコ

>>焔乃華さんが言ってる通り何か考えがあってのことなのでしょうね。
いやいやぁw所詮は万年ですからねぇwなんも考えてないんとちゃいます?w

>>緋月さんはどこへ消えたのか…。心配です;
緋月:心配してくれてありがとうございます。でも大丈夫ですよ?ワタシはいつもマスターの事だけ考えてますから
万年:話が噛みあってないし…つかお前、はよう帰って来いや

つー訳で今年も細々とめぐつきやってきますんでどうぞよろしく
Posted by 万年睡眠不足 at 2008年01月14日 02:12
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