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2011年02月11日

Round 1 鬼退治

武装神姫 OriginalRondo

BEST BOUTS HEROINES

Round 1 鬼退治

READY FIGHT!!

Round 1 鬼退治

万年睡眠不足こと月待 紡が神姫タワー Akiba 3 階シュミレーションバトルフロアの半指定席でモバイル PC を眺めていると、知名度のあがり始めた姫月 華倶夜への対戦要求が即座に舞い込んだ。
「受けて立つわ」
挑戦された当人は、涼しい顔に凛と声を響かせて答える。オフィシャルバトルフロアの指定された筐体に向かえば、いつの間に来たのか実況部こと佐伯 孝文やオーディエンスが出迎えた。
「待ってましたっ!!」
「今日も頼むぜっ!!」
なんともむず痒い万年睡眠不足と、これも涼しい顔で受け流す華倶夜。
「お前場馴れしてきたな」
「当然の出迎えよ・・・理想は KENTA 復帰戦の盛り上がりね」
「後楽園ホールを熱狂の渦にって?そりゃ上見すぎだろ」
「そぉ?」

「虎の爪牙か悪魔の蹴撃か、両神姫バトルフィールドへのエントリー完了。寅型神姫 緋榴虎(ひるこ) VS 悪魔型神姫 姫月 華倶夜の試合を開始しますっ!!」
実況部が高らかに口上を響かせれば、オーディエンスも一緒に盛り上がる。その中心に相対する二姫。

B.B.H. Rd.1 開戦

「随分軽装だ。我が真鬼王に負けた時の理由に・・・」
「する気もないし、そもそも勝つ気でいるわ。アンタこそ、とっととご自慢の真鬼王を発動させることね・・・負けた時の言い訳にされたくないわ」
「ほざけ」
言葉を荒げる緋榴虎、が。
(案外に冷静ね・・・伊達や酔狂で S クラスって訳でもない、か)
その目には冷静な光を湛えている。二姫のやり取りが終わるのを待ちかねたか、機械音声が響く。

READY
FIGHT

互いに武器を構え、突っ込む。
「えりゃぁぁぁっっっ!!」
緋榴虎が右の雷神を振り下ろし半歩下がって紙一重に回避する華倶夜を追撃する左の風神の薙ぎをグリムリーパーで受け流し緋榴虎の左肩を基点に片手倒立しながら宙返りで飛び越え背後を取る華倶夜を逃すまいと振り向く緋榴虎の胸に打ち付けるグリムリーパーを争上衣の防御力で意にも介さず雷神の薙ぎを半歩下がって緋榴虎の右腕に被せる様な右後ろ回し蹴りで顎を打ち抜くが奥歯をグッと噛み締め意識を保ち雷神の柄頭で華倶夜のわき腹を打ち抜く

B.B.H. Rd.1 攻防

ダンッ

両者が吹っ飛び、距離を取って体勢を整える ― ここまでが一呼吸。
「「「うぉぉぉっっっ!!」」」
一瞬の静寂の後に響くオーディエンスの歓声。
「呼吸を忘れたっ!!いやっその攻防に心奪われたっっっ!!」

(武装の性能、動じない胆力・・・厄介ね。でも、真鬼王使いってんならやる事は変わらないわ)
悠然と歩を進め間合いを詰める華倶夜と、それを訝しむ緋榴虎。

”何をするか判らない”


華倶夜と対戦するおよそ全ての神姫が同じ事を考えるだろう。そうであるが故に緋榴虎は、華倶夜の出方を待ってしまった。
「・・・この間合い、再びのクロスレンジィッ!!」
ニヤリと笑う華倶夜と、僅かに苛立つ緋榴虎。たった今”魅せ付けた”極上の攻防、その間合いを華倶夜が選び、緋榴虎が選ばされた。
「このぉっ!!」
ぱぁっん!!
突き出す雷神が華倶夜に届くより早く響く乾いた音と、振り抜かれた華倶夜の右の平手。如何に華倶夜の打撃とはいえ、拳と平手なら拳の方が威力がある。だからこの平手打ちは、いやビンタは ― 挑発。
「きさっ!!」
言い切る前に、行く手をなくした緋榴虎の右手をグリムリーパーが絡め取る。そのまま肘を極め脇に抱えたまま緋榴虎を前のめりに倒す。

B.B.H. Rd.1 変形脇固め

「グリムリーパーで極める脇固めぇっ?!なんつー器用なっ!!」
「器用というか、普通はできてもやらんわなぁ・・・華倶夜以外は」
実況部の声に、返すとは無く呟き笑う万年睡眠不足。

「このっ!!」
「無理に外そうとすると、肘壊れるわよ」
もがく緋榴虎にさらりと危険な事を言う。
「っ!!」
一瞬の躊躇に動きが止まる緋榴虎。瞬間、手を離し緋榴虎のリアパーツを駆け上り、朱天の頂点から飛ぶ華倶夜。
ドンッ!!
「ダァーイビングフットスタンプゥッッッ!!」
「ぐぅぁっ!!」
腰とリアパーツの接続パーツごと踏み抜かれて呻く。
「失礼ね、アタシが重いみたいじゃない」
言いながら、悶える緋榴虎の首を左脇に捕らえ、一気に垂直になるまで持ち上げる。
「続け様にぶっこ抜きブレーンバス」
実況部が言い切る前に膝を立てながら仰向けに倒れ、その膝目掛け緋榴虎を振り下ろす。
ドムッ!!
「ゲフゥッ!!」
「変形剣山式ストマックバスターァァァッッッ!!」
「身をもって知るでしょ?アンタのウェイトを」
「痛ぅっ・・・」
呻き右手で腹部を押さえながら、右膝を立て左足で立ち上がる ― 瞬間。
バシィッ!!
体重をかけた左足を内側から蹴り抜く、華倶夜の左足。
「貴っ様ぁぁぁっっっ!!」
バシィッ!!
緋榴虎の右の拳が、華倶夜の頬を打つ。
「・・・漸くエンジンかかった?こっちはアンタご自慢の真鬼王の為にテンション上げるの手伝ってんだから・・・だらだらやってると倒しちゃうわよ?」
言外に、いつでも倒せると。
「ほっざっけぇぇぇっっっ!!」
開戦前と同じ荒れた言葉でも、意味が違う。今、緋榴虎は言葉以上に心が荒れている。
(これで、心理的有利には立ったわね・・・早く見せなさい、真鬼王をっ!!)
降り注ぐ雷神と風神の雨霰。グリムリーパーで受け、かわし、いなす華倶夜はロー、インロー、ミドル、ソバットと蹴りのコンボを返していく。
「打って変わって荒々しい打撃の応酬だぁぁぁっっっ!!」
不用意に繰り出される右の雷神をかわし伸びきった腕を鉄棒の様に逆上がり、回転の途中で右脇に緋榴虎の頭を抱え体重をかけて背中から地面に落ちる。
ドンッ
「逆上がり式 DDT ぃぃぃっっっ!!」
「あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛っっっ!!」
脳天から地面に叩きつけられた緋榴虎は苛立たしげに声をあげ立ち上がると、再び風神・雷神両の牙を振るう。

繰り出される風神・雷神を、華倶夜は蹴りのコンボに投げ技・極め技・固め技を織り交ぜうつ伏せに叩き付ける事で、致命的な一撃を回避し緋榴虎にリズムを掴ませないでいた。
ピロリン
激しい攻防の只中、空気を読まない電子音は万年睡眠不足のポータブル PC のメッセンジャーツール。

実況部:おい、なんだあの攻め?
万年睡眠不足:ん?
実況部:徹底した足攻め、腰攻め?新フィニッシュへの布石?
万年睡眠不足:・・・さぁ?でもリアルロンドじゃ足極め腰極めでフィニッシュは取れんよ
実況部:そりゃ知ってる、なんも聞いてないのか?
万年睡眠不足:うん、聞いてない

「けど、まぁ推察はできるどね・・・足と腰だけじゃ答えの半分だよ。多分」
あえて、メッセンジャーには答えず小さく呟いた。

「舐めるなぁぁぁっっっ!!」
攻防の最中、雷神の切り上げ ― というフェイントを見せ、両手から”牙”を手放し手首に備えた両の”爪”の力を解き放つ。
「虎視っ眈っ々っ!!」
ズババババッ!!
繰り出される滅爪の四連撃をグリムリーパーで辛うじて受けるが、ウェイトの軽い華倶夜は簡単に吹っ飛ばされる。緋榴虎は機を逃さず手放した風神・雷神を握り締め叫ぶ。
「まだまだぁっ!!疾風ぅっ迅雷ぃぃぃっっっ!!」
打ち付ける雷の槌と風の鎌が更に華倶夜を弾き飛ばす。
ずざざざぁぁぁ
よろよろと立ち上がる華倶夜を見る緋榴虎、だがその眼は未だに苛立ちを宿していた。
(忌々しいっ、なんだこの苛立ちはっ)
ふと華倶夜の表情が開戦前から変わらず、余裕を湛えている事に気がつく。
(あれだ。何故ああも余裕でいられるっ有利なのはこっちなのだぞっ!!)
ブンッ
右手に握るグリムリーパーを体の前で大きく右に薙いで見せ、芝居がかった仕草で緋榴虎に向ける。
「アタシを相手に、考えごと?余裕見せてると・・・負けちゃうわよ?」
「貴様がっ」
”言うな”そう言うべき相手の姿がぶれて見え、直後見失った事に気がつき言葉を失う緋榴虎。
ずさぁぁぁっガンッ!!
「なっ?!」
驚愕を表情に貼り付けたまま、何度目かのうつ伏せに倒れる緋榴虎。
「だから考え事なんて、余裕見せすぎなのよ」
大きく薙ぎ大仰に振りかぶって突き付けたグリムリーパー、ピクリとも動いていなかった華倶夜自身。魅せ付ける”動”と意識から消す”静” ― 直後予備動作ゼロからの最大加速。その落差に緋榴虎の意識が追いつかず、華倶夜の姿を見失ったのだ。
華倶夜は緋榴虎の足の間をスライディングしてすり抜け、両足をグリムリーパーで掬い何度目かのうつ伏せという屈辱を送ったのだ。
「うぁ゛ぁ゛ぁ゛っっっ!!」
遮二無二繰り出される両の爪牙。その中から何発目かの左の拳を再びグリムリーパーで捕らえ巻き込み担ぎ投げを打つ。
「グリムリーパーで肘を極めながらの逆一本背負いっっっをっ堪えたぁっ?!」
緋榴虎は咄嗟に重心を後ろに残し、華倶夜の投げを堪えたのだ。
「そう、何度もっ!!」
言い切る前に華倶夜のトラースキック ― 足の裏で顎を擦り上げるように放つ蹴りが襲う。
スパーンッ
緋榴虎が仰け反り、ふらつき後ずさって両者の間合いが空く。
(どうやら、”どちらも”頃合の様ね)
投げを堪えられた時の感触から、何かを確信する華倶夜。
「そう、何度もなのよ。もう、頃合でしょ?見せてみなさいよ」
「その余裕っ死ぬほど後悔させてやらぁっ!!行くぞぉっ!!」
緋榴虎の装備が分離し、大きな人の型をとる。

B.B.H. Rd.1 真鬼王

「真・鬼・王ぉぉぉっ!!・・・これで終わりだ」
「アンタがね・・・一撃で解体してあげるわ」
「何度も、何度も、何度もぉぉぉっっっ!!」
手にした朱天を突き出し、華倶夜の腰を挟んで捕らえる。

B.B.H. Rd.1 朱天煉獄っ!!

「喰らえぇぇぇっっっ!!朱天っ煉獄ぅっ堕としぃぃぃっっっ!!」
華倶夜を捕らえたまま朱天を大きく振りかぶり、力いっぱい振り下ろし地面に叩き付ける。

B.B.H. Rd.1 朱天煉獄堕とし

ズガァァァンッッッ!!


次回へ続く

 

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posted by 万年睡眠不足 at 13:50 | 東京 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | 武装神姫 OriginalRondo B.B.H.
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